みなさん、膝の痛みを感じたことはありますか。
一過性の痛みではなく、慢性的な痛みの場合は、あえて運動をしてあげることで良くなる可能性がございます。
今回は膝の痛みに悩まれている方に向けて、原因や改善方法についてご説明します。
※もちろんお医者様に見ていただくことが、最優先です。
まずは原因についてです。
スポーツなどで膝に外的な圧力が加わり、骨折や打撲、靭帯の損傷などをした場合は、慢性的な損傷ではなく、一過性のものになります。この場合は即座に病院へいきましょう。
日常生活や軽い運動などで、ふと気づいたときに痛みを感じる、年をとるにつれて膝の動きが悪くなってきた場合には、慢性的な痛みで、運動で解決出来ることがあります。
その膝の主な原因は、筋力の低下(運動不足)・過体重・X脚やO脚などが挙げられます。
どの原因も関節軟骨という膝の部分に悪影響を及ぼし、痛みを誘発してしまいます。
続いて、それぞれの原因と解決方法についてです。
・筋力の低下
年をとり、筋肉が低下することで膝をしっかりと曲げ伸ばし出来なくなります。
正座の姿勢・長座の姿勢は無理なくできるでしょうか。どちらかでも難しい場合には、運動不足や筋肉の低下が考えられます。
膝は動かすことで、軟骨などに栄養が行き渡り、膝の動きを良くしてくれます。
膝が痛むから全く動かないということが、悪影響を及ぼすことがあるのです。
軽い負荷での脚の筋トレやウォーキングなどを痛みが出ない範囲で、行っていきましょう。
下半身の筋肉は上半身よりも低下しやすく、転倒や骨折の原因にもなります。
定期的な運動を心がけましょう。
・過体重
膝には関節軟骨というクッション的な役割をする部分があります。
体重の重み、ランニングなどでは3~5倍ほどの負荷がかかるとされています。
どんな負荷にでも耐えられるということはなく、負荷が重すぎると軟骨が擦り減り、痛みが発生します。
過体重は生活習慣病のもとにもなります。膝を治すこと以外にもメリットは大きいので、適切な食事・運動で体重を落としていきましょう。
5kg痩せることで5×3~5=15~25kgの負荷を減らすことが出来ます。
一般的な米袋が5kgなので5袋分です。相当負荷が減りますね。
・X脚やO脚
X脚の人は膝の外側が痛みやすく、O脚の人は内側が痛くなります。
他の原因と比べて、直すことが少し難しいですが、適切なストレッチを行うことで、この脚の歪みを直すことが出来ます。
次回、ストレッチの方法に関して、記事を載せますので、ご参照ください。
如何でしたでしょうか。
今回は膝の痛みの原因とその解決法について、簡単にご紹介しました。
休めることが一番だと思っている方も多いですが、休ませることで栄養が行き渡りにくく、筋力が低下して、動きにくくなってしまうこともあります。
お医者様の指示のもと適切な判断をしていきましょう。
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