今回は、普段とは違う視点で、学習定着率について、解説していきます。
学びは、どの環境下においても、必要不可欠なものです。
時間を短く、忘れないように、効率良く学習していく方法を、つかんでほしいと思います。
まずは、エビングハウスの忘却曲線について、ご紹介します。
これは、時間とともに学習したものがどれだけ忘れられていくのか、という指標になります。
20分で約42%、1時間で約56%、24時間で約67%、忘れるとされています。
思った以上に記憶というのは、消えるスピードが速いです。
記憶を定着させるには、細かく時間を繰り返し学習していくことが大切です。
何度も繰り返すことで、記憶というのは忘れにくくなります。
学習した後には、24時間以内に見直し・フィードバックをすることをオススメします。
続いて、学習定着率について、ご紹介します。
ラーニングピラミッドというものがあり、何を行うと学習が定着しやすいかについて、分かるものとなっています。
講義を受ける5%、読む10%、見る20%、話す50%、体験する75%、他人に教える90%、となっています。
声に出して読め、というのをよく聞きますが、学習定着率を上げるためには、とてもいい方法だということですね。
後は、他の人に教えるというのが一番学習定着率が良いです。
一番学習出来ているのは、先生や講師の方々かもしれませんね。
学習は、運動に関しても何ら変わりはありません。
運動のフィードバックは、15秒以内にした方がいいという人もいます。
運動も忘ていくものなので、フィードバックやイメージトレーニングは、欠かせないものです。
今回ご紹介した知識を活かしていただき、様々な場面で役立てて頂ければ幸いです。
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