今回は、筋分解の作用をもつカタボリックホルモンについて、ご紹介いたします。
筋トレでは、アナボリックホルモンの量を増やし、カタボリックホルモンの量を減らすことが、重要になってきます。
それでは、カタボリックホルモンはどのように分泌され、どうすれば抑えられるのか。
簡単ではございますが、解説していきます。
「コルチゾール」
コルチゾールは、ストレスホルモンとも呼ばれます。
カタボリックホルモンの中でも、一番有名なのではないでしょうか。
長時間のトレーニングや普段の生活でも、ストレスを感じるときに分泌されます。
もちろん、筋分解作用があります。
対策としては、長時間の有酸素運動などオーバーワークを行わない、ストレス解消法を行うなどです。また、糖質を摂取してインスリン分泌させることで、コルチゾールの値を下げてくれます。
「グルカゴン」
グルカゴンは、脂肪燃焼の作用がある一方で、筋分解の作用もあります。
すい臓から分泌され、血糖値を下げる効果があります。
インスリンと逆の作用があるホルモンです。
対策としては、タンパク質を多くとることです。
他のカタボリックホルモンにも言えることですが、消費される以上のタンパク質をしっかり摂取しましょう。特にグルカゴンの場合、良い側面もあり、分泌を止めてしまうのはもったいないです。
メリットは活かし、デメリットを潰していきましょう。
「アドレナリン」
最後にアドレナリンです。
アドレナリンは、神経を興奮させ、集中力向上やパフォーマンス向上の効果があります。
しかし、筋を分解する作用もあります。
対策としては、グルカゴンと同様になります。
以上、カタボリックホルモンの一部をご紹介させていただきました。
カタボリックホルモンをどう活かすかが、筋トレにとって重要です。
今回の知識活かし、よりよいトレーニングに繋げてください。
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