前回の投稿で、野菜の切り方によって、栄養価が大きく変わるというお話をしました。
今回はそれに関連して、野菜の基本的な調理法について、ご紹介します。
調理法でも、ものすごく栄養価が変わってしまいます。
正しい、調理法を身に付けて、最大限に野菜の栄養を摂取していきましょう。
それでは基本的なお野菜の調理法とその他特別な調理法について、お伝えします。
まずは基本的な調理法です。
お野菜の基本的な調理法は2つ、「油と一緒に」・「加熱しすぎない」です。
油と一緒に調理する理由としては、お野菜のビタミンが関係してきます。
ビタミンは脂溶性のものが多く、油と一緒に摂ることで、吸収率を大きく上げてくれます。
また水溶性ビタミンのものであっても、油でコーティングしてあげることで、水分として失う割合を大きく減らしてくれます。
油とビタミンはすごい相性が良いのです。
次に加熱しすぎない、これも主な理由はビタミンです。
ビタミンCやB群は水溶性のビタミンで、それらは熱にすごく弱い栄養素です。
80℃以上で加熱すると栄養価は半減以上になってしまうことが多いです。
したがって基本的にお野菜は、調理の最後に投入して10分以上は炒めない、シャキシャキ感が残る状態にしていけると良いでしょう。
お野菜は「油と一緒に」・「加熱しすぎない」ということを覚えておきましょう。
それではその他のお野菜に合った調理法もお伝えします。
まずはジャガイモです。
じゃがいもは、意外とビタミンが多く含まれています。
更にデンプンも多く、そのデンプンがビタミンの流失を防いでくれる膜になります。
通常のお野菜とは違って、熱に強く・水にも流れにくいです。
しかし良くあるフライドポテトのような揚げる調理だと、発がん性物質を生み出すので、注意しましょう。
あとはブロッコリーなどの茹でて調理するお野菜も多いかと思います。
先ほどお伝えした通り、茹でると水分にビタミンが溶け込んで流出してしまいます。
基本的に柔らかくして食べたいときは、電子レンジで温めることがオススメです。
一気に温め過ぎず、蒸らしながら調理すると加熱のし過ぎも抑えられるでしょう。
スープにして、水分ごと摂取するのも良いですね。
如何でしたでしょうか。
今回は野菜の調理方法について、お伝えしました。
栄養がない、野菜を食べるということがないように気を付けていきましょう。
0コメント